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  1. 南房総市議会 2022-02-15
    令和4年第1回定例会(第1号) 本文 2022-02-15


    取得元: 南房総市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    1:     ◎開会宣言 ◯青木正孝議長 ただいまの出席議員数は18人です。  令和4年南房総市議会第1回定例会を開会いたします。                                         (午前10時00分)    ──────────────────────────────────────────     ◎開議の宣告 2: ◯青木正孝議長 直ちに本日の会議を開きます。    ──────────────────────────────────────────     ◎議事日程の報告 3: ◯青木正孝議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。    ──────────────────────────────────────────     ◎会議録署名議員の指名 4: ◯青木正孝議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  今期定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、石井教宇君及び阿部美津江君を指名いたします。    ──────────────────────────────────────────     ◎会期の決定 5: ◯青木正孝議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りします。  今期定例会の会期は、会期日程(案)のとおり、2月15日から3月8日までの22日間と定めることに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    6: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。よって、今期定例会の会期は会期日程(案)のとおり決定いたしました。    ──────────────────────────────────────────     ◎諸般の報告 7: ◯青木正孝議長 日程第3、諸般の報告をいたします。  初めに、市長から提出のありました議案は、お手元に配付の一覧表のとおりであります。  次に、監査委員から例月出納検査の結果報告がありました。報告書は議会事務局で保管してございます。  次に、今期定例会に説明員として出席要求を行い、出席通知のありました者の職、氏名は、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。  以上をもちまして、諸般の報告を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第2号~議案第22号の上程説明・補足説明 8: ◯青木正孝議長 日程第4、議案第2号、南房総市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第24、議案第22号、令和4年度南房総市水道事業会計予算までを一括議題といたします。  市長に提案理由の説明を求めます。  市長。 9: ◯市長 おはようございます。本日、ここに令和4年市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、お忙しい中御参集を頂き、開会の運びとなりましたことに御礼を申し上げます。  今回提案いたします諸案件の御審議をお願いするに当たり、令和4年度の市政運営の所信と施策の概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解、御協力を賜りたいと存じます。  まず、令和4年度南房総市一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  日本経済は、長引く新型コロナウイルス感染症の影響の下にあり、令和3年9月末の緊急事態宣言期間終了以降、厳しい状況は徐々に緩和されつつありますが、いまだ予断を許さない状況であります。政府は、「決してデフレに戻さない」との決意を持って、新型コロナウイルス感染症に対しては、オミクロン株の感染拡大を含め、最悪の事態を想定した上で各種の対応に万全を期すとともに、経済対策を迅速かつ着実に実行することを通じて、国民の暮らし、雇用や事業を守り抜くとしています。  あわせて、脱炭素実現の推進、再生可能エネルギーの主力電源化などの「グリーン」、デジタルガバメントの確立、デジタルトランスフォーメーションの推進などの「デジタル」、サテライトオフィスの整備・利用促進、移住・定住、地方中小企業の規模拡大等の支援、観光・インバウンドの再生などの「活力ある地方づくり」、結婚支援、不妊治療支援、男性の育児環境整備、児童虐待・いじめ防止対策などの「少子化対策」の4つの課題に重点的な投資を行い、経済社会構造の転換を実現するとしています。  さて、当市においては、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な業種の方が大きな経済的損害を受けています。オミクロン株の感染拡大など、今なお新型コロナウイルスの脅威は収まらない状況にあり、市といたしましては、引き続き事業継続のための支援やワクチンの接種に向けた取組について、国の対応に連動し、万全を期して取り組んでまいります。  また、令和4年度は第2次総合計画・前期基本計画の最終年度であります。南房総市が住み続けたいまち、選ばれるまちになるために、魅力ある仕事をつくる経済施策、安心して子どもを産み育てる福祉施策、選ばれる移住・定住施策に対し継続的、重点的に予算を配分し、前期基本計画の中心的なコンセプトである子育て世代の維持・増加に向け、切れ目なく事業を展開するとともに、将来にわたり健全な財政を堅持し、安心安全な行政サービスを提供するため、公共施設等総合管理計画に基づく施設の再編と計画的な改修事業を進めてまいります。  令和4年度一般会計当初予算については、この4月に市長選挙が行われますことから、政策的判断が必要となる事業は、補正予算において計上する骨格予算として編成しました。令和4年度の当市財政は、新型コロナウイルス感染症の影響により先行きが不透明な中、歳出面では引き続き扶助費に伸びが見られ、物件費では情報基盤設備の大規模更新を控えているほか、公共施設再編整備等の実施に伴う一般財源の増加などにより、全体として、今年度よりも厳しい運営が見込まれます。予算の編成に当たっては、国・県の施策、制度改正の動向に十分に留意しつつ、より一層の市税収納率の向上と経常経費の節減、合理化を図りながら、各事業の必要性、投資効果、緊急度等を十分に勘案し、限られた財源の重点的かつ効果的な配分に努めました。  骨格予算ではありますが、継続事業として実施中の千倉中学校校舎改修事業外房地区学校給食共同調理場建設事業、富楽里とみやま大規模改修事業、鋸南町との共同事業であります中継施設建設事業し尿処理施設建設事業、そのほか、国・県の補助等を活用し、年度末までに完成が必要な事業、早期着手が必要な公共施設等の修繕事業などについては、本骨格予算に計上いたしました。  こうして編成いたしました令和4年度の一般会計当初予算案の総額は238億6,900万円で、前年度当初予算比較13億1,000万円、5.2%の減となっております。このうち災害復興及び新型コロナウイルス感染症関連予算は1億7,317万4,000円で、これらを除く通常分の予算は、前年度比較8億2,504万2,000円、3.4%減の236億9,582万6,000円であります。  それでは、令和4年度に予定しております主な事業につきまして、災害復興及び新型コロナウイルス感染症関連事業、第2次総合計画・前期基本計画における重点プロジェクト並びにまちづくり10の指針に沿って御説明申し上げます。  まずは、災害からの復興と新型コロナウイルス感染症関連事業であります。  災害復興関連では、損壊家屋等の復旧のための被災住宅支援事業、特産品の産業再生のための枇杷山再生支援事業に引き続き取り組んでまいります。  新型コロナウイルス対策としては、感染症対策の決め手となるワクチン接種について、国の対応に連動した取組を実施するとともに、引き続き中小企業等の事業継続のための支援や需要喚起策などについて、臨機応変な対応を取ってまいります。  次に、第2次総合計画・前期基本計画重点プロジェクトから子育て支援、教育の充実、仕事づくりの応援、移住・定住の促進であります。  子育て支援は、子育て世代の維持・増加に向けた重要な施策であり、引き続き子ども医療費助成事業、預かり保育事業、病児・病後児保育事業、保育所等特別支援事業などを実施してまいります。  また、三芳地区の学童保育について、現在、三芳小学校の空き教室を活用し運営しておりますが、令和5年4月から学童保育の運営に必要な空き教室が確保できないことから、新たに三芳学童保育所の建設を実施してまいります。  次に、教育の充実では、児童・生徒の学力向上と、健やかな心と体を育むため、学校外教育サービス利用助成事業学力調査事業小学校外国語活動指導者配置事業学習講座事業学力向上推進事業南房総学推進事業特別支援教育総合推進事業学校給食事業での完全米飯給食の実施と地場産物の利用を引き続き実施するほか、継続事業で実施中の千倉中学校校舎の改修を実施してまいります。  外房地区学校給食共同調理場建設事業については、継続事業の3年目であり、令和4年度には現丸山学校給食センターを炊飯センターに改修する工事を実施してまいります。  次に、仕事づくりの応援、移住・定住の促進では、若者に魅力ある仕事をつくる、新しい人の流れをつくることを目標に掲げ、各種事業に取り組んでまいります。  地方創生推進交付金の交付を見込んだ事業としては、新しい人の流れを創造する仕組み、新しい仕事・雇用の創出、販路開拓の支援を包括的に実施する地域活力創造産業高度化事業を予定しております。  地方創生推進交付金事業以外では、移住・定住推進事業住宅取得奨励事業、雇用推進での企業・起業家支援事業、就労・スキルアップ支援事業のほか、都心からの移住者に対するUIJターンによる起業・就業者創出事業を継続実施してまいります。  次に、協働のまちづくりでは、地域づくり協議会の活動を支援する地域づくり支援事業地域づくり協議会支援員設置事業のほか、市民活動応援事業を継続実施し、市民参画によるまちづくりを推進してまいります。  次に、行財政改革の推進では、公共施設利用手続のデジタル化により利便性の向上を図るため、公共施設利用スマート化推進事業を実施してまいります。  次に、社会資本整備では、市民生活の利便性の向上と地域産業、観光産業の活性化のため、国・県に対し、国道・県道の整備促進を働きかけていくほか、市道の維持管理を実施してまいります。  また、安房地域2市1町及び君津地域で実施中のごみ処理広域化事業、鋸南町と共同で整備する中継施設建設事業し尿処理施設建設事業を実施してまいります。  次に、地域交通・外出支援の充実では、地域生活路線バス、市営路線バスについて、引き続き創意工夫をもって、市民の移動手段を確保してまいります。また、高齢者に対する外出支援についても継続実施してまいります。  次に、保健・医療・福祉の充実では、成年後見制度の利用促進のため、安房地域共同で設置する地域権利擁護推進センターを運営するほか、介護人材確保のため、介護資格取得に対する研修費用の一部助成や障害者支援のための福祉タクシー助成事業生活困窮者自立支援のための相談窓口の開設、特定不妊・不育治療費助成事業を継続実施してまいります。  また、在宅で介護を受けている高齢者で、家族介護者がいない方に対し、介護用品を支給する事業を新たに実施してまいります。  次に、環境保全では、環境に優しい都市づくりのため、資源循環推進事業での堆肥購入費補助金施設園芸用木質バイオマス暖房機等設置費補助金などを継続実施するほか、ゼロカーボンシティ宣言の下、地球温暖化対策実行計画の策定に取り組んでまいります。  また、合併処理浄化槽設置整備事業については、普及率向上のため、補助額・補助基数を拡充し、実施してまいります。  次に、安心安全なまちづくりでは、防災対策として、地域と連携し、自主防災組織補助事業を継続実施するほか、木造住宅の耐震診断・耐震改修費の助成、民家等の危険ブロック塀等の解消を引き続き促進してまいります。  次に、地域経済・産業振興では、大学と連携した産学協働地域活力創造事業を継続実施するほか、特産品の贈呈により地場産品等の流通に大きな効果を上げているふるさと納税推進事業について、一層の寄附額増額を目指してまいります。  農林水産業の振興では、ビワをはじめとする果樹や乳製品等の地域産品を加工し、地域内外へ販売するための総合加工施設の整備に向け、実施設計を実施するほか、有害鳥獣被害対策事業新規就農者支援事業、農業振興法人に対する支援、漁業後継者育成事業、アワビ稚貝放流及び増産総合対策事業、収益向上型輪採漁場整備促進事業などを継続実施してまいります。  また、外房漁村再生事業では、外房地区の水産業の活性化を図るため、東安房漁業協同組合が実施するヒジキ加工処理施設の整備を支援してまいります。  観光業の振興では、道の駅再生計画に基づき、富楽里とみやま大規模改修事業を継続実施するほか、とみうら枇杷倶楽部規模改修事業に着手してまいります。  また、温泉組合が実施する配湯事業に対する温泉郷活性化事業補助金、旅館等の温浴施設の整備費に対する温泉施設整備補助金地域おこし協力隊による自然体験活動推進事業観光地域づくりプラットフォーム整備事業を推進してまいります。  以上、令和4年度予算の大要について述べさせていただきました。  次に、今回提案いたします案件のうち、条例議案6件、一般議案1件、予算議案14件の概要について御説明申し上げます。  まず、議案第2号、南房総市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、人事院勧告及び千葉県人事委員会勧告を勘案し、民間給与との較差を埋めるため、会計年度任用職員の期末手当の支給割合の引下げ改正を行おうとするものであります。  次に、議案第3号、南房総市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、非常勤の国家公務員の育児休業等の取得要件緩和等に係る事項について、令和4年4月1日に施行予定とされているところであり、これに合わせ、当市の会計年度任用職員の育児休業等の取得要件を緩和すること等の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第4号、南房総市児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、多田良磯の脇児童遊園を廃止するため、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第5号、南房総市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてですが、令和4年度から未就学児に係る国民健康保険税の均等割額の減額措置が導入されることに伴い、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第6号、南房総市家庭雑排水共同処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、市家庭雑排水岡本共同処理施設の解体撤去に伴い、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第7号、南房総市水道未普及地域解消事業支援基金条例を廃止する条例の制定についてですが、基金の目的であります南房総市増間及び上滝田地区における水道未普及地域解消事業の完了に伴い、基金を廃止しようとするため、本条例を制定しようとするものであります。  次に、議案第8号の契約の変更についてですが、令和3年市議会第2回定例会において議決を経て締結いたしました旧南房総市立南三原小学校等解体撤去工事について、契約額が1億2,210万円であったものを、694万9,800円増額いたしまして1億2,904万9,800円に変更しようとするものであります。  次に、議案第9号、令和3年度南房総市一般会計補正予算(第11号)ですが、歳入歳出予算の補正、継続費、繰越明許費及び地方債の補正であります。歳入歳出予算の補正は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ11億4,773万2,000円を減額し、予算の総額を273億6,901万7,000円とするものであります。今回の補正では、新型コロナウイルス感染症対策としてとみうら元気倶楽部空調設備改修工事費の追加及び利用者・利用量が増加している障害者自立支援事業での障害介護給付費を追加するほか、事業費の確定及び精算見込みによる減額補正、地域振興基金森林環境譲与税基金及び公共施設等再編整備基金への積立金などが主なものとなっております。  次に、議案第10号、令和3年度南房総市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)ですが、過年度の保険基盤安定繰入金について、再算定による一般会計への返還が生じたため、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ50万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ53億5,913万4,000円とするものであります。  次に、議案第11号、令和3年度南房総市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)ですが、保険基盤安定繰入金の確定により、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,353万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億202万円とするものであります。  次に、議案第12号、令和3年度南房総市介護保険特別会計補正予算(第2号)ですが、歳入歳出予算の補正といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ976万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60億7,427万円とするものであります。主な内容でありますが、歳入につきましては、国庫補助金及び一般会計繰入金の追加と準備基金繰入金の減額、歳出につきましては、国庫補助金の増額に伴う財源補正と介護給付費準備基金積立金の追加であります。  次に、議案第13号、令和3年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第4号)ですが、業務の予定量について、入院患者1日平均患者数を21.5人から10.5人に変更し、入院収益を7,400万円減額、その他医業収益について、室料差額収益公衆衛生活動収益医療相談収益及びその他医業収益について、実績に基づき380万円を減額し、医業収益を7,780万円減額し、2億9,749万1,000円とするものであります。  医業外収益として、患者外給食収益を90万円増額し、8億375万8,000円とするものであります。  第4条予算の収入についてですが、医事会計システム更新分の企業債協議が整いましたので、1,200万円を増額し、資本的収入合計を7,882万2,000円とするものであります。  次に、議案第14号、令和4年度南房総市一般会計予算ですが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ238億6,900万円といたしました。予算編成方針及び主な施策につきましては、冒頭に申し上げたとおりでございます。  次に、議案第15号、令和4年度南房総市国民健康保険特別会計予算ですが、県が算出した直近の数値及び過去の給付実績から推計し、歳入歳出予算の総額を前年度比2.5%増の54億978万8,000円とするものであります。  次に、議案第16号、令和4年度南房総市後期高齢者医療特別会計予算ですが、後期高齢者医療制度で、市の担う事務である資格の管理、保険料徴収などに関するもの及び運営主体である千葉県後期高齢者医療広域連合から委託される健診事業等を予算計上しており、令和4年度の歳入歳出予算の総額は、前年度比4.5%増の7億4,754万5,000円とするものであります。  次に、議案第17号、令和4年度南房総市介護保険特別会計予算ですが、第8期介護保険事業計画に基づき計上しており、歳入歳出予算の総額を、前年度比1.9%増の59億5,777万3,000円とするものであります。  次に、議案第18号、令和4年度南房総市滝田財産区特別会計予算、議案第19号、令和4年度南房総市北三原財産区特別会計予算、議案第20号、令和4年度南房総市南三原財産区特別会計予算ですが、各財産区の維持管理経費をそれぞれ計上いたしました。  次に、議案第21号、令和4年度南房総市国保病院事業会計予算ですが、業務の予定量として、1日平均入院患者数を19.5人、外来患者数53人を見込んでおります。第3条予算の収益的収入及び支出について、6億7,033万1,000円、第4条予算の資本的収入及び支出においては、支出として、電子カルテ導入費用として5,500万円、企業債償還金で1,675万7,000円、予備費300万円を計上し、収入として企業債、国民健康保険特別会計からの補助金及び一般会計出資金の合計で6,350万8,000円を見込み、不足する1,124万9,000円について、過年度分損益勘定留保資金で補填するものであります。  次に、議案第22号、令和4年度南房総市水道事業会計予算ですが、業務の予定量として、給水戸数1万4,330戸、年間総給水量303万3,000立方メートルを見込んでおります。  第3条予算、収益的収入及び支出においては、収入額14億6,314万6,000円、支出額15億3,481万3,000円を計上いたしました。  第4条予算、資本的収入及び支出においては、収入としては企業債等2億5,968万1,000円を見込み、支出として建設改良費等で8億7,156万5,000円を計上し、不足する額6億1,188万4,000円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。  以上、各案件に対する提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議をお願いいたします。 10: ◯青木正孝議長 市長による提案理由の説明を終わります。  次に、各議案の補足説明を求めます。  議案第2号及び議案第3号の補足説明を総務部長にお願いします。  総務部長。 11: ◯総務部長 それでは、議案第2号、南房総市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー1をお願いいたします。  千葉県において、人事院勧告及び千葉県人事委員会勧告を勘案し、会計年度任用職員の期末手当について改正することとしたため、県に合わせ、同様の改正を行おうとするものでございます。  肩ナンバー2、新旧対照表を御覧ください。第36条第2項ですが、会計年度任用職員期末手当基礎額に乗ずる率を100分の127.5から100分の125に引き下げようとするものでございます。これによりまして、年間の期末手当の支給月数は2.5か月となります。  肩ナンバー1、附則を御覧ください。この条例の施行期日を本年4月1日とするものでございます。  次に、議案第3号、南房総市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー3をお願いいたします。  非常勤職員である国家公務員の育児休業等の取得要件の緩和等に関わる事項について、本年4月1日に施行予定とされているところであり、これに合わせ、当市の会計年度任用職員の育児休業等の取得要件を緩和すること等について改定しようとするものでございます。  肩ナンバー4、新旧対照表を御覧ください。第2条第3号は非常勤職員の育児休業等の取得要件について定めておりますが、在職期間が1年以上である規定を削除しようとするものでございます。  第18条第2号は非常勤職員の部分休業等の取得要件について定めておりますが、育児休業と同じく、在職期間が1年以上である規定を削除しようとするものでございます。  裏面の2ページを御覧ください。第22条は職員から妊娠や出産に関わる申出があった場合の措置等を新たに規定し、第23条は育児休業等の取得に関わる勤務環境の整備について新たに規定しようとするものでございます。  肩ナンバー3にお戻りください。附則を御覧いただきたいと存じます。この条例の施行期日を本年4月1日とするものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 12: ◯青木正孝議長 次に、議案第4号の補足説明を求めます。  教育次長。 13: ◯教育次長 それでは、議案第4号、南房総市児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。肩ナンバー5と6を御覧ください。  本条例の改正につきましては、富浦地区の多田良磯の脇児童遊園が、少子化により児童遊園としての利用者が減少してきた状況の中で、隣接で活動しているグラウンドゴルフ団体から利用及び管理の申出がありましたので、地元行政区と協議した結果、児童遊園を廃止し、軽スポーツ等の活動を行うコミュニティ広場にしようとするものです。このことから、富浦地区の多田良磯の脇児童遊園を廃止するに当たり、南房総市児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正するものでございます。  肩ナンバー6、新旧対照表で御説明申し上げます。表の右側、現行第2条の表中、名称、多田良磯の脇児童遊園、位置、南房総市富浦町多田良1279番地13の項を削除しようとするものです。  肩ナンバー5にお戻りください。附則でございますが、この条例は令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。  以上で議案第4号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 14: ◯青木正孝議長 次に、議案第5号の補足説明を求めます。  市民生活部長。
    15: ◯市民生活部長 それでは、議案第5号、南房総市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー7と8を御用意願います。  今回の改正は、昨年6月に全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律が公布され、令和4年度から未就学児に係る国民健康保険税の均等割額の減額措置が導入されることに伴い、関係条項について所要の改正を行おうとするものでございます。  改正内容について、肩ナンバー8で説明いたします。5ページをお願いいたします。第23条に第2項を新設し、未就学児に係る基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額の均等割額を5割減額し、低所得者に係る軽減措置が適用される場合は、軽減後の均等割額を5割減額することを規定しています。減免相当額の財源は、国が2分の1、県と市が4分の1ずつ負担し、市負担分は国からの交付税措置が講じられる予定となっております。  そのほか、1ページの第2条第3項及び第4項、第5条の2、2ページの第6条及び第13条第1項、3ページの第19条第1項の改正につきましては、規定の明確化の観点から文言の整理をするもので、2ページの第5条の2第1項、3ページから5ページの第23条第1項、6ページの第23条の2、7ページから13ページの附則第7項から第9項、第11項から第18項につきましては、主に本改正に伴い、引用条項を整理する規定となっております。  肩ナンバー7をお願いいたします。2ページの附則第1項ですが、本条例は公布の日から施行し、第5条の2第1号、第13条第1項、第23条及び第23条の2の改正規定並びに附則第7項から第9項まで及び第11項から第18項までの改正規定は令和4年4月1日から施行するものでございます。  第2項は、改正後の規定は令和4年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、令和3年度分までの国民健康保険税については、従前の例によるものでございます。  最後に、この法改正による均等割の軽減の対象は未就学児となっておりますが、本市において、令和元年度から高校生世代以下の子供に係る均等割額を5割減額している独自の施策につきましては、引き続き実施してまいりたいと考えております。  以上で議案第5号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 16: ◯青木正孝議長 次に、議案第6号の補足説明を求めます。  建設環境部長。 17: ◯建設環境部長 それでは、議案第6号、南房総市家庭雑排水共同処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー9及び10を御用意ください。  肩ナンバー10、新旧対照表を御覧ください。今回の改正は、第2条に記載の2か所の家庭雑排水共同処理施設のうち、岡本川共同処理施設を解体撤去したことに伴い、本条例から削除しようとするものでございます。  肩ナンバー9の附則でございますが、この条例の施行期日は公布の日といたします。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 18: ◯青木正孝議長 次に、議案第7号から議案第9号までの補足説明を求めます。  総務部長。 19: ◯総務部長 それでは、議案第7号、南房総市水道未普及地域解消事業支援基金条例を廃止する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー11をお願いいたします。  南房総市水道未普及地域解消事業支援基金につきましては、増間及び上滝田地区における水道未普及地域の解消に要する資金に充てるため、旧三芳村から当市に承継された特定目的基金であります。今年度、増間及び上滝田地区における水道未普及解消事業を実施しており、基金の設置目的の事業が完了する見込みのため、当該基金を廃止するものでございます。  附則でございますが、この条例は本年3月31日から施行するものでございます。  次に、議案第8号、契約の変更について補足説明申し上げます。肩ナンバー12をお願いいたします。  昨年5月14日に入札し、6月の定例会で議会の議決を頂いた旧南房総市立南三原小学校等解体撤去工事に係る契約額の変更でございます。変更の内容としましては、取壊し発生材数量の増減などに伴う運搬処分費の変更、また、設計時に確認できなかった仕上げ材及び煙突内部のアスベスト含有材の撤去の追加などに伴い変更するものでございます。契約額1億2,210万円を694万9,800円増額し、変更後の契約額を1億2,904万9,800円とするものでございます。契約額を変更することについて、南房総市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によりまして、議会の議決を求めるものであります。  続いて、議案第9号、令和3年度南房総市一般会計補正予算(第11号)につきまして補足説明申し上げます。資料は肩ナンバー13の補正予算書、肩ナンバー14の予算説明資料を御用意ください。  まず、補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正は歳入歳出予算、継続費、繰越明許費及び地方債の補正であり、補正額等につきましては市長の説明のとおりでございます。  それでは、初めに歳入予算について御説明いたします。  18ページをお願いいたします。18ページから27ページにかけての1款市税から10款国有提供施設等所在市町村助成交付金までの譲与税や交付金及び12款地方交付税につきましては、年度内の収納見込み、国・県からの交付見込額によりまして補正するものでございます。  26ページをお願いいたします。26ページから33ページにかけての14款分担金及び負担金、15款使用料及び手数料は、各事業の事業実績による補正でございます。なお、使用料につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により減額となったもので、併せて歳出予算についても不用額を減額しております。  32ページをお願いします。32ページから41ページにかけての16款国庫支出金及び17款県支出金は、各事業の事業費確定、精算に伴う補正が主なものでございます。  42・43ページをお願いします。18款財産収入は、基金運用による利子分の補正、物品の売払い見込みによる追加でございます。  19款寄附金は、ふるさと納税による魅力の郷づくり寄附金の本年度の受入れ状況による補正でございます。  44ページをお願いします。44ページから47ページにかけての20款繰入金は、基金繰入金及び国民健康保険特別会計からの繰入金の補正で、基金繰入金は、充当事業費の補正に伴い、各目的基金の繰入金を補正するものでございます。なお、7目財政調整基金繰入金及び9目減債基金繰入金は、これまでの予算編成過程で、財源調整のため繰入れを計上しておりましたが、収支見通しにより、これまでの繰入額を全額減額するものでございます。  46・47ページをお願いします。21款繰越金は、令和2年度からの繰越金額を予算計上するものでございます。  48・49ページをお願いします。22款諸収入につきましては、事業費確定などに伴う補正で、予算書記載のとおりでございます。  なお、49ページ説明欄の上から3つ目、商工課のビジネス創生支援事業出資金返還金1億円は、平成27年度に、中小企業者に対する資金調達の充実を目的に、社債事業の原資として商工会に出資したものでございますが、事業完了に伴い返還されたものでございます。出資に当たっては、元気なまちづくり基金を取り崩し活用しておりますので、歳出予算では返還分を積み戻す補正を計上しております。  次に、53ページにかけての23款市債ですが、事業費の確定見込みなどによる補正でございます。  なお、52・53ページの8目臨時財政対策債は、本年度は借入れを行わないこととし、減額するものでございます。  続きまして、歳出について御説明いたします。各款項目にわたりまして、各事業の事業費の確定及び精算見込みによる補正が主なものでございますので、追加補正がある事業につきまして補足説明いたします。  62・63ページをお願いします。2款1項6目企画費の地域振興基金費1億円の追加は、先ほど歳入予算で御説明いたしましたビジネス創生支援事業出資金返還金を元気なまちづくり基金に積み立てるものでございます。  66ページをお願いいたします。66ページから69ページにかけての9目自治振興費のとみうら元気倶楽部管理運営事業1,562万7,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策として、空調設備工事費1,896万4,000円を追加するほか、執行見込額により不用額を減額するものでございます。  70ページをお願いします。70ページから73ページにかけての2款3項1目戸籍住民基本台帳費は、マイナンバーカードの所有者の転出・転入手続のワンストップ化に関わる住民記録システム改修委託料88万円を追加するほか、執行見込額により不用額を減額するものでございます。  76・77ページをお願いします。3款1項1目社会福祉総務費の保険年金総務費37万9,000円の追加は、国民健康保険特別会計保険基盤安定操出金の過年度分の再算定に伴い、国庫負担金等の返還金を追加するものでございます。3目障害者福祉費の障害者自立支援事業(介護給付費等)1,418万5,000円の追加は、障害福祉サービスの利用者及び利用料の増加に伴う不足額を追加するものでございます。  80ページ・81ページをお願いいたします。5目介護保険費の介護保険特別会計操出金118万7,000円の追加は、介護保険料軽減対象者の増加に伴う不足額を追加するものでございます。  80ページから83ページにかけての2項3目児童福祉施設費の保育所運営一般事業は、保育士の処遇改善に取り組む保育所への補助金を追加するほか、執行見込額により不用額を減額するものでございます。  飛びまして、94・95ページをお願いします。4款3項1目上水道費の増間・上滝田地区水道未普及解消事業242万円の追加は、給水施設周辺にある急勾配なのり面の保護工事に関わる補助金を追加するものでございます。  96・97ページをお願いします。5款1項1目農業委員会費の農業委員会一般事務費52万円の追加は、農地集積・集約化を推進するため、現場で収集した農地情報等を共有できるよう、情報端末機器の購入費を追加するものでございます。  100ページ・101ページをお願いします。5目農地費のため池等整備事業228万8,000円の追加は、三芳地区の奥山堰の堤体改修工事などに関わる実施計画の変更に伴い、負担金不足額を追加するものでございます。  102・103ページをお願いします。2項1目林業総務費の森林環境譲与税基金費169万円の追加は、森林整備とその促進費用として、本年度の事業に充当しなかった森林環境譲与税を将来の事業に活用するため、基金に積み立てるものでございます。  飛びまして、112・113ページをお願いします。6款1項3目観光費の三芳村「鄙の里」大規模改修事業は、大型二輪車用駐車場整備工事費121万円を追加するほか、執行見込額により不用額を減額しようとするものでございます。三芳村鄙の里は、今後、大規模改修工事を実施する予定ですが、コロナ禍において大型自動二輪車の往来が増加していることから、専用の駐車場整備を先行して実施するものでございます。  飛びまして、124・125ページをお願いします。9款1項2目事務局費の廃園・廃校施設管理事業、旧和田小学校法面整備工事1,403万6,000円を追加するほか、執行見込額により不用額を減額するものでございます。旧和田小学校法面整備工事は、豪雨・台風等の雨水対策として、小学校跡地の海側ののり面の保護及びのり下の側溝整備を実施するものでございます。  飛びまして、154・155ページをお願いいたします。12款1項3目公共施設等再編整備基金費3億3,648万5,000円の追加は、歳入歳出収支の剰余見込額を今後の公共施設等再編整備に関わる資金に充てるため、積み立てるものでございます。  このほか、各事業の事業費などの確定見込みによる減額補正につきましては、予算書記載のとおりでございます。  戻りまして、8ページをお願いいたします。第2表継続費補正ですが、総合計画等管理事業、し尿処理施設建設事業の汚泥再生処理センター建設工事、一般中学校管理費の千倉中学校校舎改修工事につきましては、契約に伴う減額。一般小学校管理費の三芳小学校校舎改修工事は、事業費の確定に伴う減額であり、変更後の継続費の総額及び年割額は記載のとおりでございます。  9ページをお願いします。第3表繰越明許費補正ですが、9ページから10ページにかけて19件の追加でございます。いずれも年度内での事業完了が難しくなったもので、それぞれ予算書記載の繰越明許費の設定を行うものでございます。  11ページをお願いいたします。第4表地方債補正は、11ページから13ページにかけて追加1件、変更22件、廃止1件であります。追加分の道路整備事業債(防災・減災・国土強靭化緊急対策事業)120万円は、道路維持事業の橋梁修繕設計業務委託料の財源として追加するものでございます。変更分は、各起債事業の実施による事業費等の変更に伴う起債限度額の変更でございます。限度額利率及び償還の方法は予算書記載のとおりでございます。  以上で補足説明を終わりますが、肩ナンバー14で補正予算説明資料を添付いたしましたので、後ほど御覧いただければと存じます。  以上です。 20: ◯青木正孝議長 次に、議案第10号及び議案第11号の補足説明を求めます。  市民生活部長。 21: ◯市民生活部長 それでは、議案第10号、令和3年度南房総市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして補足説明申し上げます。資料は肩ナンバー15の補正予算書を御用意ください。  まず、補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正は歳入歳出予算の補正であり、補正額等につきましては市長の説明のとおりでございます。  それでは、初めに歳出予算について御説明いたします。  8ページをお願いいたします。8款3項1目の一般会計操出金50万4,000円の追加は、過年度の保険基盤安定繰入金について、再算定により一般会計へ返還するため、繰り出すものでございます。保険基盤安定繰入金は、低所得者の保険税負担緩和を図るため、保険税の軽減の対象となった被保険者の保険税軽減相当額及び軽減の対象となった一般被保険者数の割合に対し、国や都道府県、市町村が公費で負担する制度で、市町村はその保険税軽減分及び保険税支援分として算定した額を、一般会計から国民健康保険特別会計に繰り入れなければならないとされています。その算定に当たり、4月1日に後期高齢者医療制度へ移行した世帯及び被保険者を含めずに計算すべきところ、これを含めて計算しておりました。正しい抽出条件で作成したデータにより過年度の算定を改めて行った結果、平成28年度から令和元年度分につきまして、一般会計からの繰入金額が過大となったため、その分を一般会計に返還しようとするものでございます。なお、国及び県負担金の過大交付に係る返還につきましては、一般会計において予算計上を行ってございます。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。  6ページをお願いいたします。9款繰越金50万4,000円の追加は、歳出予算の財源として計上するものでございます。  以上で議案第10号の補足説明を終わります。  続きまして、議案第11号、令和3年度南房総市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして補足説明申し上げます。肩ナンバー16の補正予算書を御用意願います。  まず、補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正は歳入歳出の予算の補正であり、補正額等につきましては市長の説明のとおりです。  それでは、初めに歳出予算について御説明いたします。  8ページをお願いいたします。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金1,353万6,000円の減額は、保険料等収入と保険料軽減額に係る基盤安定繰入金相当額を広域連合に納付するもので、算定額の確定により減額するものです。  続きまして、歳入について説明いたします。  6ページをお願いいたします。4款1項2目保険基盤安定繰入金1,353万6,000円の減額ですが、歳出と同様、算定額の確定により一般会計からの繰入額を減額するものでございます。  以上で議案第11号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 22: ◯青木正孝議長 次に、議案第12号の補足説明を求めます。  保健福祉部長。 23: ◯保健福祉部長 それでは、議案第12号、令和3年度南房総市介護保険特別会計補正予算(第2号)について補足説明を申し上げます。肩ナンバー17の補正予算書を御用意ください。  まず、補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正は歳入歳出予算の補正であり、補正額等につきましては市長の説明のとおりでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして、歳出予算から説明をいたします。  8ページをお願いいたします。8ページから11ページにかけての3款地域支援事業費でございますが、国庫補助金の交付に伴う財源補正でございます。  続きまして、12ページをお願いします。4款基金積立金は、保険者機能強化推進交付金及び介護保険保険者努力支援交付金の財源充当により生じた一般財源、第1号被保険者保険料の余剰分976万2,000円を追加し、介護給付費準備基金に積み立てようとするものです。  次に、歳入予算でございますが、お戻りいただきまして6ページをお願いいたします。4款2項国庫補助金は、保険者機能強化推進交付金、介護保険者保険者努力支援交付金を合わせて976万2,000円を追加するものです。  9款繰入金は、1項一般会計繰入金118万7,000円の追加と、それに伴う2項介護給付費準備基金繰入金の減額です。  以上で議案第12号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 24: ◯青木正孝議長 次に、議案第13号の補足説明を求めます。  富山国保病院事務長。 25: ◯富山国保病院事務長 議案第13号、令和3年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第4号)についてですが、肩ナンバー18を御用意ください。  なお、補足説明ですが、市長の提案理由で説明したとおりですので、特にございません。よろしくお願いいたします。 26: ◯青木正孝議長 ここで11時10分まで休憩いたします。                                         (午前10時59分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午前11時10分) 27: ◯青木正孝議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第14号の補足説明を求めます。  総務部長。 28: ◯総務部長 それでは、議案第14号、令和4年度南房総市一般会計予算につきまして補足説明申し上げます。資料は肩ナンバー19と20を御用意いただきたいと存じます。  まず、肩ナンバー19、南房総市予算書の1ページをお願いいたします。令和4年度南房総市一般会計予算は、歳入歳出予算の総額を238億6,900万円とするほか、継続費、債務負担行為及び地方債でございます。また、一時借入金の最高額は15億円でございます。市長の説明のとおり、骨格予算ではございますが、継続事業として実施中の千倉中学校校舎改修事業外房地区学校給食共同調理場建設事業、富楽里とみやま大規模改修事業、鋸南町との共同事業であります中継施設建設事業し尿処理施設建設事業、そのほか国・県の補助等を活用し、年度末までの完成が必要な事業、早期着手が必要な公共施設等の修繕事業などにつきましては、本骨格予算に計上しているところでございます。また、継続事業や鋸南町と共同で行う中継施設建設事業し尿処理施設建設事業以外で国・県の補助等を活用した事業や、早期着手が必要なため本予算に計上しました総合加工施設実施設計や、とみうら枇杷倶楽部大規模改修設計などの政策的判断が必要となる事業の執行については、市長選挙後に執行することとしております。  それでは、第1表歳入歳出予算について御説明いたします。内容の説明については肩ナンバー20、南房総市一般会計予算説明資料により御説明申し上げます。  初めに、予算説明資料5ページをお願いいたします。各会計の総括表でございます。  一般会計分の総額は238億6,900万円で、前年度当初予算との比較では13億1,000万円、5.2%の減となります。このうち、令和元年房総半島台風等による災害復興関連予算が400万円、新型コロナウイルス感染症関連予算が1億6,917万4,000円で、これらを除いた通常分で見ると、前年度比8億2,504万2,000円、3.4%減の236億9,582万6,000円となります。  続きまして、6ページの一般会計の歳入でございます。  市税につきましては、市民税で新型コロナウイルス感染症の影響による減少見込み分が回復に向かっていることや、固定資産税で新型コロナウイルス感染症の影響による軽減措置が終了することなどにより1億1,963万9,000円、3.2%増の39億620万6,000円を計上いたしました。  2款地方譲与税から11款までの各種交付金などは、これまでの交付状況を基に地方財政対策の伸び率等により推計し、計上してございます。地方交付税は地方財政対策の状況等を基に積算し、普通交付税は前年度比較で5億円増の92億円を、特別交付税は被災住宅修繕に関わる防災安全交付金対象事業の終了により、通常分として6億円を計上いたしました。
     分担金及び負担金は、し尿処理施設建設事業に伴う鋸南町からの負担金の増などにより188.1%増の1億6,955万7,000円、使用料及び手数料は、学校教育施設や社会体育施設などの使用料について、過去の実績に基づき積算してありますが、新型コロナウイルス感染症の影響などにより3.0%減の3億532万5,000円を計上しています。  国庫支出金は、学校の改修事業及び外房地区学校給食共同調理場建設事業に関わる学校施設環境改善交付金などが減となりましたが、し尿処理施設建設事業及び合併処理浄化槽設置整備事業の拡充による循環型社会形成推進交付金の増や、史跡里見氏城跡・岡本城跡整備事業に係る史跡等購入費補助金の増などにより5.2%増の23億9,797万8,000円を見込んでおります。  県支出金は、被災住宅支援事業に係る災害救助費負担金、被災住宅修繕緊急支援事業補助金の減などで12.1%減の13億881万8,000円を見込んでおります。  繰入金ですが、ふるさと納税による寄附金を積み立てた魅力の郷づくり基金について、令和3年中に受け入れた1億5,747万5,000円を寄附目的に応じた事業に充当しております。  また、一般廃棄物処理施設建設基金については、ごみ処理広域化事業中継施設建設事業し尿処理施設建設事業に2億2,808万2,000円を充当し、公共施設等再編整備基金については、千倉中学校校舎改修工事や白浜中学校変電設備更新工事、三芳学童保育所建設事業などに3億3,516万4,000円を充当しているほか、各基金の設置目的に応じた事業費に充てるための繰入金を見込んでおります。  公債費償還に充てるための減債基金繰入金は4億円、財政調整基金繰入金は4億円を計上しており、繰入金全体では25.4%増の15億6,304万6,000円であります。  繰越金は3億1,439万1,000円を見込みました。  諸収入は、主に学校等の給食費や生活保護費、過年度収入などで2億4,763万円を見込んでいます。  市債は、合併特例事業債が6億9,790万円、過疎対策事業債が3億1,580万円などを見込み、市債総額は前年度比53.7%減の19億1,380万円です。主に外房地区学校給食共同調理場建設事業の事業費の減及び小中学校施設改修の完了による減のほか、臨時財政対策債については、地方財政対策により減を見込んでおります。  以上が歳入の概要でございます。  次に、7ページをお願いいたします。目的別歳出の状況でございます。  2款総務費は35億945万7,000円、前年度比較では5.0%の増となります。増加した主なものは、情報ネットワークシステム運営事業の基幹系・情報系のネットワーク及びシステムの更新、任期満了に伴う市長・市議会議員選挙費及び参議院議員選挙費の執行経費などでございます。  3款民生費は61億3,329万9,000円、3.8%の減でございます。障害者の日常生活や自立などの支援給付費の伸びや三芳学童保育所建設事業などの増がありますが、令和元年房総半島台風等による被災住宅支援事業等の事業費の減により、全体では減となりました。  4款衛生費は34億1,573万2,000円、32.4%の大幅な増となりました。増加したものは、し尿処理施設建設事業の汚泥再生処理センター建設事業や、合併処理浄化槽設置整備事業の補助金の拡充などでございます。  5款農林水産業費は8億1,131万7,000円、1.4%の減でございます。「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業や外房漁村再生事業などが増となっておりますが、漁港建設一般事業の事業量減や、水産振興事業の沿岸漁業育成強化事業補助金が皆減となったことなどから、全体では減となりました。  6款商工費は11億7,753万7,000円、24.6%の増でございます。富楽里とみやま大規模改修事業の事業費の増のほか、新たにとみうら枇杷倶楽部規模改修事業に着手することなどにより増となりました。  7款土木費は6億8,725万7,000円、7.3%の減でございます。道路維持事業が増となったものの、道路新設改良事業が皆減となり、全体では減となりました。  8款消防費は11億592万3,000円、3.2%の減でございます。常備消防費の安房郡市広域市町村圏事務組合負担金が増となったものの、消防施設費で消防詰所建設・解体工事などの減により、全体では減となりました。  9款教育費は29億1,765万2,000円、42.0%の大幅な減でございます。減少した主なものは、外房地区学校給食共同調理場建設事業の事業費減のほか、旧南三原小学校等解体撤去事業、三芳小学校校舎及び屋内運動場・三芳中学校校舎及び校庭の改修工事の完了による減などでございます。  11款公債費は38億2,430万1,000円、2.1%の減。  13款予備費は、新型コロナウイルス感染症への緊急対応などのため、前年度と同額の3,000万円を計上いたしました。  8ページをお願いいたします。性質別歳出の状況でございます。  人件費は44億300万6,000円、1.5%の減。  扶助費は26億9,928万3,000円、1.9%の増となりました。障害者福祉費で障害者の日常生活や自立などの支援給付費が増えたことによるものでございます。  公債費は38億2,430万1,000円、2.1%の減であり、物件費は旧南三原小学校等解体撤去事業の完了などにより42億5,502万9,000円、7.4%の減となりました。  補助費等は、令和元年房総半島台風等に関わる被災住宅修繕緊急支援事業補助金の減などにより28億856万5,000円、9.5%の減となりました。  積立金はふるさと納税による寄附金や森林環境譲与税に係る資金積立てなどで3億5,473万円、3.7%の減であります。  繰出金は国民健康保険特別会計、介護保険特別会計への繰出金のほか、千葉県後期高齢者医療広域連合への負担金で22億4,035万3,000円、0.7%の増でございます。  投資的経費は31億2,435万5,000円、15.2%の減でございます。三芳学童保育所建設事業やし尿処理施設建設事業、富楽里とみやま大規模改修事業などが増となりましたが、外房地区学校給食共同調理場建設事業の事業費減のほか、三芳小学校校舎及び屋内運動場、三芳中学校校舎及び校庭の改修工事の完了により、投資的経費全体では減少しております。  歳入歳出予算の概要は以上でございます。  肩ナンバー19、予算書にお戻りいただきたいと存じます。9ページをお願いいたします。第2表継続費でございますが、高齢者保健福祉計画等策定事業及び中継施設建設事業の中継施設調査設計業務委託料につきまして、それぞれ継続費を設定するものでございます。なお、総額や各年度の年割額は予算書記載のとおりでございます。  10ページをお願いいたします。第3表債務負担行為ですが、1番目、2番目の農業近代化資金、中小企業者融資資金は、いずれも利子補給制度に対するものでございます。  3番目の道の駅「ローズマリー公園」指定管理委託についてですが、ローズマリー公園の指定管理委託料のうち、はなまる市場の維持管理費分につきましては、これまではなまる市場を管理運営する株式会社彩香の里が売上げの7%を直接、指定管理者である株式会社ちば南房総に納めておりましたが、令和4年度からは市の一般会計に一旦納めてもらい、市から指定管理料を支払うように改めました。このため、指定管理委託料の歳出予算について、令和4年度分は当初予算に計上し、令和5年度から令和8年度までの4年間分について、債務負担行為を設定するものでございます。期間及び限度額は予算書記載のとおりでございます。  11ページをお願いいたします。第4表地方債でございますが、地方債の総額は、次の12ページの合計欄のとおり19億1,380万円としております。主な内容でございますが、合併特例事業債が6億9,790万円で、外房地区学校給食共同調理場建設に伴う学校給食共同調理場整備事業債及び富楽里とみやま大規模改修事業債を見込んでおります。また、過疎対策事業債は、ソフト事業に2億2,350万円、ハード事業は9,230万円を計上し、そのほか、し尿処理施設建設事業に対する一般廃棄物処理事業債や臨時財政対策債を見込んでおります。起債の方法、利率及び償還の方法については予算書記載のとおりでございます。  次に、各種の調書でございますが、給与費明細書は436ページから447ページ、継続費の進行状況に関する調書は448ページから451ページ、債務負担行為の支出予定額に関する調書は452ページから461ページ、地方債の現在高調書は462・463ページですので、後ほど御覧いただければと存じます。  それでは、主要な歳出予算の事業内容につきましては、戻りまして肩ナンバー20をお願いいたします。予算説明資料により各事業の所管部長から説明いたしますが、新規事業及び重要事業に絞って御説明申し上げます。各事業の節単位の予算額の内訳は、予算説明資料の事業名の下に書かれた予算書該当ページの右側説明欄を御参照ください。  それでは、総務部及び選挙管理委員会事務局における主要事務事業について御説明申し上げます。予算説明資料の9ページをお願いいたします。  初めに、企画財政課所管事業です。移住・定住推進事業1,811万円は、地域おこし協力隊制度を活用し、移住希望者のニーズへの対応と、地域が持つ資源の効果的な情報発信により、移住・定住を推進してまいります。次年度は、卒業する地域おこし協力隊の定住支援として起業・事業承継補助、住居確保のための空き家改修補助などを予定しております。また、次のページになりますが、引き続き婚活イベントを開催してまいります。  11ページをお願いいたします。地域活力創造産業高度化事業195万2,000円は、テレワークや二地域居住など、移住・定住の推進を図るため、都内に市のPRブースを設置するほか、移住・定住ポータルサイトを活用した情報発信を行ってまいります。特定財源には地方創生推進交付金を見込んでおります。  上水道費3億6,399万2,000円は、水道事業会計への繰出金、三芳水道企業団に対する負担金及び出資金のほか、次年度から実施する安房地域の末端水道事業統合に向けた協議会の運営負担金を計上しております。  12ページをお願いいたします。管財契約課所管事業でございます。庁舎管理費7,770万9,000円のうち、説明欄記載の擁壁撤去工事は、借地している旧富浦幼稚園用地及び公用車駐車場用地の一部を地権者に返却するため、現状の擁壁を撤去するものでございます。  次に、情報ネットワークシステム運営事業3億8,133万7,000円は、全庁的なシステムやネットワークに関する維持管理経費のほか、次年度は基幹系・情報系のネットワーク及びシステムの更新を予定しております。  13ページをお願いいたします。次に、選挙管理委員会事務局に係る主要事務事業です。いずれも任期満了に伴う選挙で、次年度執行予定の市長・市議会議員選挙及び参議院議員通常選挙、令和5年度執行予定の千葉県議会議員選挙の準備経費を計上しております。  以上で当初予算の概要及び総務部、選挙管理委員会事務局所管の主要事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 29: ◯青木正孝議長 教育次長。 30: ◯教育次長 それでは、教育委員会事務局所管の主要事業について御説明申し上げます。肩ナンバー20の14ページをお願いいたします。  初めに、教育総務課所管事業について御説明いたします。  事業名、一般事務費4,820万円は、教育委員会事務局の一般事務経費及び小中学校の情報通信環境整備に要する経費で、校務用パソコン更新及びソフトウエア更新など、教育環境の整備に要する経費です。主な特定財源は、学校教材の利用者負担金です。  次に、スクールバス運営費2億3,608万3,000円は、市が所有するスクールバス27台の運行管理業務を民間業者へ委託する経費及び車両の車検代など、維持管理に要する経費です。主な特定財源は、混乗バス使用料です。  次に、一般小学校管理費6,999万6,000円は、市内4小学校の光熱水費、修繕料などの施設の維持管理に要する経費のほか、富浦小学校敷地内の登記整理に伴う登記事務等業務委託料や、小学校ICT運用支援業務委託料などです。主な特定財源は、学校教材の利用者負担金です。  次に、一般中学校管理費5億8,335万1,000円は、市内4中学校の光熱水費、修繕料など施設の維持管理に要する経費のほか、令和3年度から4年度までの継続費である千倉中学校校舎改修工事、白浜中学校変電設備更新工事、白浜中学校屋内運動場照明LED化工事などで、主な特定財源は、学校施設環境改善交付金、中学校施設改修事業債、公共施設等再編整備基金繰入金を見込んでおります。  15ページを御覧ください。事業名、学校給食センター等管理運営事業2億7,605万2,000円は、学校給食センター2施設の調理業務の委託費や賄材料のほか、米飯給食の推進や地場産品の積極的な活用、導入を推進するために、賄材料への補助を行っております。主な特定財源は、過疎対策事業債と学校給食費を見込んでおります。  次に、外房地区学校給食共同調理場建設事業2億442万9,000円は、衛生管理基準への適合と効率的な事業実施のため、外房地区の学校給食センターを集約した外房地区学校給食センターを建設するとともに、市内全域の学校に温かい御飯の提供をするため、丸山学校給食センターを炊飯センターに改修するための経費で、主な特定財源は学校給食共同調理場等整備事業債を見込んでおります。  続きまして、子ども教育課所管事業です。  16ページを御覧ください。事業名、保育所運営一般事業3億5,747万4,000円は、保育士などの報酬、公立保育所の施設の維持管理に関わる経費のほか、市内に住所を有する児童を市内の民間保育所や市外の保育所、認定こども園などに入所させるための負担金、病児・病後児の一時的な預かりに関わる委託料の経費です。特定財源は、保育料や子どものための教育・保育給付交付金、過疎対策事業債等を充当しています。  次に、放課後児童健全育成事業7,055万7,000円は、児童の健全育成を図るための事業で、富浦・富山・三芳・千倉・嶺南学童保育所を民間事業者へ委託する経費です。主な特定財源は、学童保育料、子ども・子育て支援交付金、子ども・子育て支援補助金等を充当しています。  17ページを御覧ください。事業名、三芳学童保育所建設事業1億2,553万円は、三芳小学校の教室不足を解消するため、新たに専用の学童保育所を建設するための経費です。主な特定財源は、子ども・子育て支援整備交付金、子ども・子育て支援整備補助金、公共施設等再編整備基金繰入金などを充当しています。  18ページを御覧ください。事業名、学力向上事業1,335万5,000円は、小中学生の学力向上のための事業で、小学校へ配置する英語活動指導者の報酬、夏休みに実施する夏季講座、放課後に実施する学習講座、市独自で実施している学力調査などに関わる経費です。主な特定財源は過疎対策事業債などを見込んでおります。  次に、特別支援教育総合推進事業1億225万7,000円は、発達障害を含む障害のある幼児・児童・生徒に対して日常生活や学習活動の支援を行うため、幼稚園、小学校、中学校に特別支援教育支援員や特別支援教育相談員を配置する経費で、主な特定財源は過疎対策事業債を見込んでおります。  次に、学校外教育サービス利用助成事業1,277万3,000円は、子育て世代の経済的負担を軽減するため、市内に居住する小学校5・6年生を対象に、放課後や休日等における学習塾をはじめ、習い事等で利用できるクーポン券交付事業に関わる経費でございます。主な特定財源は過疎対策事業債を見込んでおります。  次に、子育て支援・教育相談事業1,946万3,000円は、専門的な知識を有する相談員が、不適応等の児童生徒に対する支援や、保護者を対象に子育ての不安などの相談、児童・生徒への学習支援などを行う業務に関わる経費です。主な特定財源は、児童虐待・DV対策等総合支援事業費補助金、過疎対策事業債を見込んでおります。  20ページを御覧ください。事業名、預かり保育事業6,482万1,000円は、幼稚園の保育時間前後や長期休業中に園児を預かることにより保護者の子育てと就労の支援をする事業で、指導員の報酬や夏季休業中の預かり保育事業での給食の提供など、公共の預かり保育施設の管理運営に関わる経費です。主な特定財源は、子ども・子育て支援交付金、子ども・子育て支援補助金を見込んでおります。  続きまして、生涯学習課所管事業になります。事業名、史跡里見氏城跡・岡本城跡整備事業1億709万1,000円は、史跡里見氏城跡・岡本城跡の保存及び中世当時の山城の姿に復元を図る経費で、土地購入費と立木、物件等補償費です。主な特定財源は、史跡等購入費補助金として国庫補助金及び県補助金を充てております。  21ページを御覧ください。事業名、保健体育一般管理事業1,395万4,000円は、社会体育の振興を図るための経費で、安房郡スポーツ協会などに対する負担金や各種団体、スポーツ大会等に関わる補助金です。  次に、千倉総合運動公園管理運営費2,296万6,000円は、運動公園内施設の光熱水費、修繕料や多目的広場の芝生管理など、施設の維持管理に関わる経費と備品購入費です。主な特定財源は施設使用料です。  次に、社会体育施設費6,154万5,000円は、市内各社会体育施設の維持管理に関わる経費のほか、丸山運動広場の高圧受電設備更新工事、富山平群体育館の浄化槽改修工事などに関わる経費です。主な特定財源は、地方債として社会体育施設整備事業債を起債しているほか、施設使用料を充てております。  以上で教育委員会事務局の説明を終わります。よろしくお願いします。 31: ◯青木正孝議長 保健福祉部長。 32: ◯保健福祉部長 それでは、続きまして、保健福祉部所管の主要事務事業について御説明をいたします。23ページをお願いします。  まず初めに、社会福祉課所管事業です。  生活困窮者自立支援事業1,832万9,000円は、生活困窮者自立支援法に基づきまして、生活困窮者に対し、生活保護に至る前に自立を促すもので、相談支援業務のほか、家計改善支援業務、就労準備支援業務を委託するものです。  25ページをお願いします。障害者自立支援事業11億7,556万3,000円は、障害者総合支援法及び児童福祉法に基づきまして給付費を負担するもので、障害児通所事業給付費2,824万4,000円から25ページ、26ページ及び27ページの説明欄記載の居宅や施設での介護及び各種訓練、計画相談支援に対する給付費です。  27ページを御覧ください。子ども医療費助成事業7,112万5,000円は、中学3年生までの子供に係る保険適用部分の医療費等の一部を助成するもので、2,738人を見込んでおり、魅力の郷づくり基金から3,000万円を充当しております。  28ページをお願いします。生活保護費の扶助費5億9,843万4,000円は、生活保護法に基づき、最低限度の生活を保障するために支給するもので、302世帯、347人を見込んでおり、生活扶助費1億3,123万7,000円をはじめ、説明欄記載のとおりでございます。  続きまして、健康支援課所管事業について御説明いたします。  29ページをお願いします。外出支援サービス事業608万2,000円は、高齢者の日常生活の利便性の向上及び社会生活圏の拡大を図るため、高齢者が外出時にタクシー及びバスを利用する場合、その料金の一部を助成するものです。  30ページをお願いします。高齢者保健福祉計画等策定事業292万5,000円は、令和6年度から令和8年度の高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画の2つの計画を一体的なものとして作成するための委託料です。令和5年度までの継続事業で、令和4年度はアンケート調査を行います。  31ページをお願いします。特定不妊・不育治療費助成事業250万円でございますが、特定不妊・不育治療に加え、不育治療費に対してその費用の一部を助成し、安心して子供を産み育てる環境づくりを図ろうとするものでございます。  32ページをお願いします。新型コロナウイルスワクチン接種事業1億1,523万2,000円は、新型コロナウイルス感染症の予防効果を高め、持続させるための3回目の追加接種と、5歳から11歳の子供を対象にした接種を実施する経費です。  以上で保健福祉部所管の主要事業説明を終わります。よろしくお願いいたします。 33: ◯青木正孝議長 市民生活部長。 34: ◯市民生活部長 続きまして、市民生活部の主要事務事業について御説明いたします。  33ページをお願いいたします。初めに、市民課所管事業です。  地域づくり支援事業491万1,000円、地域づくり協議会支援員設置事業3,609万6,000円。これにつきましては先ほど、冒頭、市長の説明のとおりでございます。  続きまして、市民活動応援事業343万円は、市民活動団体の活動を応援し、市民と行政の協働によるまちづくりを推進するため、市民団体等が行う事業に対して、補助や組織化を図るための支援を行うものでございます。  34ページをお願いいたします。産学協働地域活力創造事業965万6,000円は、大学の持つ専門的知識を生かし、地域の課題解決や活性化、関係人口の増大を図ることを目的に、千葉工業大学及び千葉大学と引き続き連携した事業分を計上してございます。  戸籍住民基本台帳費9,838万4,000円は、戸籍及び住民基本台帳事務の電算委託、各支所・地域センター窓口業務等の会計年度任用職員に係る経費並びに住民票等コンビニ交付事業の運営経費でございます。新たに令和4年9月から、旅券事務窓口開設としてパスポートの申請・交付を予定してございます。  続きまして、35ページをお願いいたします。保険年金課所管事業です。国民健康保険特別会計繰出金3億874万9,000円は、国民健康保険特別会計への保険税軽減分、保険者支援分、事務費及び保険財政支援等に係る繰出金です。未就学児に係る均等割額減免を公費で支援する制度が創設されることから、未就学児均等割保険税に係る繰出金を計上しております。  次の後期高齢者医療費8億9,173万3,000円は、千葉県後期高齢者医療広域連合への事務費及び療養給付費に係る負担金と、後期高齢者医療特別会計への事務費及び保険料軽減分に係る繰出金です。  次に、税務課所管事業です。  税務総務費1億688万6,000円は、住民税、固定資産税及び軽自動車税の賦課処理、納税通知書の作成、データ処理等、課税処理を実施するための経費で、主なものは電算システム経費となっております。  賦課徴収費につきまして2,332万円は、納税状況の把握、滞納者の財産調査及び滞納処分、過誤納付金の還付を実施するための経費で、主なものは市税等過誤納還付金です。  36ページをお願いいたします。消防防災課所管事業です。  常備消防費7億6,192万3,000円は、安房郡市広域市町村圏事務組合の常備消防費に対する負担金です。  次の非常備消防費1億3,444万6,000円は、消防団の充実・強化に資するための経費。  次の消防施設費5,814万2,000円は、消防施設の充実・強化に資するための経費で、主なものは消防水利修繕工事3か所などとなっております。  最後に、災害対策費3,619万1,000円は、災害発生に備え、必要な防災環境を整備する経費で、主なものは、避難場所看板設置工事、自主防災組織補助金などとなっております。  市民生活部の主要事務事業について、説明、以上でございます。 35: ◯青木正孝議長 農林水産部長。 36: ◯農林水産部長 続きまして、農林水産部の主要事務事業について補足説明いたします。
     初めに、農林水産課所管事業です。  37ページをお願いいたします。地域活力創造産業高度化事業2,362万円は、国の地方創生推進交付金を活用し、商工施策と農林水産業活性化施策を連携させる事業で、市内産品の品質向上、地域ブランドであるビワの生産確保のための研修会の開催、ECサイトを活用した商品販売や販路開拓を実施することで、市内産品の販路拡大を図ります。  次に、農業振興一般事務費1,209万3,000円は、農業振興に関する経常経費及び活動団体の報酬、負担金、補助金等です。枇杷山再生支援事業費補助金は、令和元年房総半島台風等による被害を受けた枇杷山園地内の速やかな再生に必要な支援をするもので、倒木撤去、進入路整備、改植苗木の補助などです。  次に、42ページをお願いいたします。総合加工施設建設事業2,517万6,000円は、道の駅の機能強化、地域産品の高付加価値化を促進させるため、乳製品や果物加工等のできる総合加工場を整備するもので、実施設計業務を行います。なお、本業務については、加工場建設に当たり、国庫補助事業導入を目指すため、実施設計期間を十分に確保する必要があるため、当初予算に計上させていただきました。  次に、43ページの漁業後継者育成事業494万円は、地域おこし協力隊の制度を活用し、都市部から新規漁業就業者の育成及び確保を図り、地域漁業の振興と漁村地域の活性化を推進します。  次に、44ページ、外房漁村再生事業2,597万9,000円は、外房漁村再生計画に基づき、水産業を中核とした活性化事業を推進するもので、東安房漁業協同組合が実施するひじき加工処理施設の設計業務委託に補助をするものです。なお、主要事業の箇所図ですが、58ページから59ページに記載してございますので、後ほど御覧ください。  以上で農林水産部所管の主要事務事業の補足説明を終わります。 37: ◯青木正孝議長 商工観光部長。 38: ◯商工観光部長 続きまして、商工観光部の主要事務事業でございますが、本予算説明資料の45ページから48ページまでに記載の事業となります。  初めに、商工課所管事業です。  45ページの地域活力創造産業高度化事業3,815万円は、企画財政課、農林水産課、商工課、観光プロモーション課の連携によります移住などへの取組で、商工課では地域のにぎわいを創出、地域経済の活性化を図る取組で地方創生推進交付金を活用しようとするものです。具体的な事業としては、クラウドソーシングを活用した人材育成、空き公共施設への立地企業に対する計画策定経費の支援、そして、市内事業者が行う新たな事業や市外事業者が市内へ事業所を設立する場合、さらに、起業する場合の設備投資に対して助成を行うものです。  続いて、46ページをお願いいたします。新規事業としております企業・起業家支援事業836万円のうち、企業・起業家誘致推進事業業務委託料248万1,000円ですが、令和2年度まで実施しておりました企業・起業家交流イベント事業に代わるもので、東京圏でのセミナーや市内ツアーにより、本市での事業誘致につなげようとするものでございます。  次に、観光プロモーション課所管事業です。46ページの下の段を御覧ください。  地域活力創造産業高度化事業100万円は、先ほど申し上げた地方創生推進交付金を活用した事業で、観光プロモーション課では、市の魅力発信を行うプロモーション事業を展開いたします。  47ページ中段にございます観光振興事業1億2,304万6,000円は、令和元年度から続く新型コロナウイルス感染症で大きな影響を受けました観光関連事業者への支援と、アフターコロナに向けた観光振興策構築のための事業で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して行う事業です。  48ページを御覧ください。新規事業のとみうら「枇杷倶楽部」大規模改修事業1,572万3,000円は、老朽化した道の駅施設の改修と、重点道の駅に指定され、新たに担う機能の充実を図るため、道の駅再生計画に基づき行う事業で、道の駅大規模改修工事の実施設計業務委託などに係る経費で、過疎対策事業債を充当し行おうとするものでございます。  富楽里とみやま大規模改修事業5億2,642万円は、令和3年度からの継続事業で、道の駅富楽里とみやまの大規模改修工事の経費で、合併特例債を充当して行う事業です。  次に、新規事業の地域産品ブランド開発事業320万4,000円は、地域の産品を活用し、道の駅をプラットフォームに、一次産業の支援をしていくため、地域おこし協力隊制度を活用して推進していこうとするものです。  商工観光部の主要事務事業についての説明は以上です。よろしくお願いします。 39: ◯青木正孝議長 建設環境部長。 40: ◯建設環境部長 続きまして、建設環境部所管の主要事業について御説明申し上げます。  49ページをお願いいたします。まず、建設課所管事業でございます。  道路維持事業2億8,557万2,000円は、道路法に伴う点検業務、設計業務、交通安全施設工事や道路の維持管理に伴う経費が主なものでございます。  次に、宅地耐震化推進事業232万8,000円は、大規模盛土造成地における安全性の調査に関する計画作成を行うものでございます。  50ページをお願いいたします。空家等対策事業2,864万9,000円は、適切に管理されていない特定空家について、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく措置、解体撤去工事等が主なものでございます。  51ページをお願いいたします。住宅取得奨励事業5,000万円は、子育て世帯及び若年者世帯に対する助成として、表中のA欄からD欄まで、100万円から10万円を交付するものでございます。また、省エネ住宅を新築した場合は、表中の1欄から3欄まで、100万円から40万円上乗せして交付するものでございます。  次に、環境保全課所管事業を御説明いたします。  52ページをお願いいたします。合併処理浄化槽設置整備事業1億3,422万円は、くみ取便所または単独浄化槽から合併処理浄化槽に転換する市民等に対し補助金を交付するもので、合計170基分を補助しようとするものでございます。  次に、環境都市づくり推進事業2,135万5,000円は、ごみ処理減量化対策や地球温暖化防止対策のほかに、環境に関する啓発等に係る費用が主なものでございます。  次に、ごみ処理広域化事業881万4,000円は、君津地域4市及び鴨川市、鋸南町との事業連携により進める広域廃棄物処理事業に係る構成市町負担金でございます。  53ページをお願いいたします。中継施設建設事業3,969万5,000円は、当市と鋸南町のごみの共同処理を行う施設として整備する中継施設の調査設計業務に係る費用でございます。  次に、し尿処理施設建設事業10億1,379万6,000円は、新たなし尿処理施設の建設に係る経費で、施設の設計、建設工事、敷地造成工事のほか、建設地における環境整備事業に係る経費でございます。  最後になりますが、建設課所管の主要事業につきましては55から57ページの箇所図に記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  以上で建設環境部所管の主要事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 41: ◯青木正孝議長 ここで昼食のため、暫時休憩いたします。13時まで休憩です。13時から再開します。                                         (午後0時02分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午後1時00分) 42: ◯青木正孝議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  お知らせいたします。平川幸男副議長から、午後の会議を欠席する旨の届出がございました。  したがって、ただいまの出席委員数は17人です。  次に、議案第15号及び議案第16号の補足説明を求めます。  市民生活部長。 43: ◯市民生活部長 それでは、議案第15号、令和4年度南房総市国民健康保険特別会計予算につきまして、補足説明申し上げます。肩ナンバー19、令和4年度南房総市予算書の465ページをお願いいたします。  令和4年度南房総市国民健康保険特別会計予算歳入歳出予算額等につきましては、市長の説明のとおりでございます。そのほか、一時借入金の最高額を2億円といたしました。  次に、予算編成の基本的事項を申し上げます。令和4年度の国民健康保険の被保険者数は、年間平均の一般被保険者数を1万374人と見込み、保険給付費を計上しました。なお、退職者医療制度は廃止されており、退職被保険者は見込んでおりませんが、前年度以前分の歳入歳出があった場合のため、存目計上しております。  それでは、初めに主な歳出予算について御説明いたします。  496ページをお願いいたします。第2款保険給付費の総額は39億6,404万2,000円としました。内訳ですが、1項療養諸費は34億5,454万7,000円を、2項高額療養費は4億9,813万9,000円を、498ページの3項移送費は5万1,000円を計上しました。  続きまして、500ページの4項出産育児諸費は、1件当たり42万円の支給とし、15件分の給付を見込み、直接支払制度の手数料と合わせ630万4,000円を、5項葬祭諸費は、1件5万円の支給で、100件分を見込み500万円を計上しました。  6項傷病手当金は1,000円の存目計上としました。  次に、502ページの第3款国民健康保険事業費納付金の総額は12億9,132万5,000円で、千葉県の試算結果に基づき計上しました。  続きまして、508ページの第5款保健事業費の総額は6,333万4,000円で、内訳としまして、1項保健事業費は、人間ドックの助成などで1,099万円を、2項特定健康診査等事業費は、特定健診に係る経費など5,234万4,000円を計上しました。  続きまして、歳入予算について説明いたします。474ページをお願いします。  第1款国民健康保険税は、一般分・退職分と合わせて10億3,045万7,000円でございます。  次に、478ページの第5款県支出金ですが、40億5,713万円で、普通交付金及び特別交付金を見込んでおります。  次に、482ページの第8款繰入金、1項他会計繰入金は、一般会計繰入金3億874万9,000円で、主なものは保険基盤安定繰入金で、保険税軽減分として1億5,317万9,000円、保険者支援分として8,202万1,000円、令和4年度から未就学児に係る均等割額の減免分を公費で支援する制度が始まることから、その分として132万8,000円を計上しました。  以上で議案第15号の補足説明を終わります。  続きまして、議案第16号、令和4年度南房総市後期高齢者医療特別会計予算について補足説明申し上げます。  同じく予算書の525ページをお願いいたします。令和4年度南房総市後期高齢者医療特別会計予算歳入歳出予算額等につきましては、市長の説明のとおりでございます。  それでは、初めに主な歳出予算について御説明いたします。  538ページをお願いいたします。1款総務費は2,239万8,000円で、1項総務管理費は、資格管理及び給付管理に係る事務経費と、千葉県後期高齢者医療広域連合からの委託事業となる健康診査委託事業に係る経費並びに人間ドック助成事業経費を計上しました。2項徴収費は、賦課徴収に係る事務経費を計上しました。  続きまして、542ページをお願いいたします。2款後期高齢者医療広域連合納付金は7億2,213万7,000円で、徴収した保険料等を保険料軽減分として一般会計から繰り入れた額を広域連合へ納付するものです。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。  530ページをお願いいたします。1款後期高齢者医療保険料は5億4,648万5,000円で、広域連合が条例で定めた利用率により賦課したものを市が徴収するものです。  532ページをお願いします。4款繰入金は1億8,528万2,000円で、一般会計からの繰入金で、事務費繰入金と保険基盤安定繰入金でございます。  534ページをお願いいたします。6款諸収入の総額は1,377万6,000円で、2項の償還金及び還付加算金101万円は広域連合へ納付済みの保険料で、還付が発生した場合の保険料還付金でございます。4項受託事業収入の1,276万2,000円は、広域連合からの受託事業である健康診査等の事業収入でございます。  以上で議案第16号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 44: ◯青木正孝議長 次に、議案第17号、補足説明を求めます。  保健福祉部長。 45: ◯保健福祉部長 それでは、議案第17号、令和4年度南房総市介護保険特別会計予算につきまして補足説明を申し上げます。  まず初めに、予算の編成に当たりましては、令和3年度から5年度までの第8期介護保険事業計画に基づき編成を行いました。介護保険の状況でございますが、令和3年12月31日現在で、65歳以上の第1号被保険者が1万6,915人、要支援・要介護認定者数は3,383人となっております。  肩ナンバー19、予算書の549ページをお願いいたします。令和4年度南房総市介護保険特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を59億5,773万3,000円と定めるほか、一時借入金の最高限度額を3億円といたしました。  それでは、予算の主な内容につきまして、歳出予算から説明をいたします。  574ページをお願いします。1款総務費は、介護保険事業に係る一般的な管理費や介護認定審査会に係る経費で、9,567万2,000円です。  飛びまして、580ページをお願いします。2款保険給付費は、要支援者・要介護者の方の介護サービス給付費等に係る費用を計上し、55億8,101万7,000円です。内訳は、1項介護サービス等諸費は51億332万7,000円。  次に、582ページをお願いします。2項介護予防サービス等諸費は1億6,461万円。  次に、586ページをお願いします。4項高額介護サービス等費は1億1,695万2,000円。  次に、588ページをお願いします。5項特定入所者介護サービス等費は1億7,715万3,000円、6項高額医療合算介護サービス等費は1,509万4,000円です。  次に、592ページをお願いします。3款地域支援事業費は、介護予防を推進し、高齢者が地域において自立した生活を継続できるよう支援するための事業で、2億6,735万2,000円を計上しております。1項介護予防・生活支援サービス事業費は、介護予防・日常生活支援総合整備事業に係る費用で、1億4,119万4,000円でございます。  594ページをお願いします。3項包括的支援事業・任意事業費は1億2,113万1,000円です。  飛びまして、602ページをお願いします。4款基金積立金は682万5,000円です。  次に、606ページをお願いします。6款予備費は500万円を計上いたしました。  次に、歳入予算について御説明いたします。  戻りまして、558ページをお願いします。1款保険料は10億2,045万円でございます。  2款分担金及び負担金は、地域支援事業で実施している食の自立支援事業に係る利用者負担金で、641万5,000円です。  560ページをお願いします。4款国庫支出金は14億6,606万円です。1項国庫負担金は9億8,788万8,000円、2項国庫補助金は4億7,817万2,000円で、主なものは調整交付金と地域支援事業の事業交付金等です。  562ページをお願いします。5款支払基金交付金は、介護給付費総額または地域支援事業費に法定割合を乗じて計算したもので、15億4,634万8,000円です。  次に、564ページをお願いします。6款県支出金は8億6,630万2,000円で、1項県負担金は8億2,594万4,000円、2項県補助金は4,035万8,000円です。  次に、566ページをお願いします。9款繰入金は10億4,504万3,000円で、1項一般会計繰入金は介護給付費と地域支援事業費に法定割合を乗じて計算したもの等で9億420万8,000円です。  568ページをお願いします。2項基金繰入金は1億4,083万5,000円です。  以上で議案第17号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 46: ◯青木正孝議長 次に、議案第18号から議案第20号までの補足説明を求めます。  総務部長。 47: ◯総務部長 議案第18号から議案第20号までは、各財産区の管理会経費を計上しておりますものであり、特に補足説明はございません。よろしくお願いいたします。 48: ◯青木正孝議長 次に、議案第21号の補足説明を求めます。  富山国保病院事務長。 49: ◯富山国保病院事務長 議案第21号、令和4年度南房総市国保病院事業会計予算について補足説明を申し上げます。肩ナンバー21の予算書を御用意ください。1ページをお開きください。  第2条業務の予定量ですが、年間の見込み患者数は、入院患者7,117名、外来患者1万2,826人を見込んでおります。  次に、第3条収益的収入及び支出と第4条資本的収入及び支出の内容につきましては、4ページ以降の実施計画にて御説明申し上げます。  2ページをお開きください。第5条企業債につきましては、電子カルテ導入のため、1,500万円を限度額として借入れをしようとするものであります。
     第6条、一時借入れをする場合の限度額を3,000万円に定めるものです。  第7条、第8条、第9条につきましては、記載のとおり定めようとするものでございます。  第10条では、棚卸資産の購入限度額を3,600万円とし、第11条では、令和4年度に取得する重要な資産について掲載をしてあります。  6ページをお開きください。国保病院事業会計予算の実施計画についてですが、収益的収入及び支出の収入は、第1款病院事業収益を6億7,033万1,000円とし、前年度対比4.8%増としております。第1項医業収益3億2,815万2,000円は、入院及び外来患者診察料と健康診断等でございます。第2項医業外収益ですが、3億4,217万8,000円の内訳は、主なものとして患者外給食収益、県補助金、他会計補助金、その他医業外収益、長期前受金戻入が主なものでございます。県補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症患者の受入れを継続することで見込んでおります。  7ページを御覧ください。支出は、第1款病院事業費用6億7,033万1,000円、第1項医業費用は6億5,532万1,000円を見込んでおります。次に、第2項医業外費用ですが、1,200万9,000円となり、企業債の償還利息、患者以外の給食材料、雑損失及び消費税であります。第3項特別損失は存目で、第4項では予備費を300万円計上してあります。  8ページをお開きください。資本的収入及び支出の収入ですが、第1款資本的収入6,350万8,000円、第1項企業債1,500万円は、電子カルテの導入に充てるものとして予定しております。第2項市補助金は、電子カルテ導入に係る国民健康保険特別会計からの補助金です。第3項出資金ですが、850万8,000円は、企業債償還元金分で、一般会計からの補助金の一部として受け入れるものでございます。  次に、支出は、第1款資本的支出7,475万7,000円のうち、第1項建設改良費5,500万円ですが、電子カルテ導入の費用であります。第2項企業債償還金は、現在借り入れている企業債の償還元金の返済予定額であり、第3項は予備費300万円を計上してあります。  9ページ以降、予算に関する説明資料として、事業予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、令和4年度予定貸借対照表、令和3年度予定損益計算書及び予定貸借対照表を添付してございますので、後ほど御覧ください。よろしくお願いします。 50: ◯青木正孝議長 次に、議案第22号の補足説明を求めます。  水道局長。 51: ◯水道局長 議案第22号、令和4年度南房総市水道事業会計予算について補足説明を申し上げます。肩ナンバー22の予算書を御用意ください。  1ページをお開きください。第2条業務の予定量ですが、主要な建設改良事業として、小向浄水場中央制御装置更新工事、小向ダム取水ポンプ盤更新工事、配水管布設替工事を予定しております。  次の第3条収益的収入及び支出と第4条資本的収入及び支出の内容につきましては、5ページ以降の予算実施計画にて御説明申し上げます。  2ページをお開きください。第5条、企業債の起債の目的は、浄水場設備等更新工事及び配水管布設替工事で限度額を2億2,400万円とし、起債の方法や利率、償還の方法は記載のとおりであります。  第6条、一時借入れをする場合の限度額は2億円と定めるものです。  第7条、第8条、第9条については、記載のとおり定めようとするものでございます。  5ページをお開きください。水道事業会計予算実施計画についてですが、収益的収入及び支出の収入は第1款水道事業収益を14億6,314万6,000円とし、前年度対比84.5%としております。第1項営業収益8億3,006万4,000円は、水道料金及び開閉栓の手数料等でございます。第2項営業外収益6億3,308万1,000円は、県の市町村水道総合対策事業補助金や一般会計からの高料金対策補助金等が主なものであります。  支出は、第1款水道事業費を15億3,481万3,000円とし、前年度対比98.7%でございます。第1項営業費用14億6,528万4,000円は、職員19名分の人件費、浄水場施設維持管理費、配水施設維持管理費のほか、南房総広域水道企業団からの受水費、そして固定資産の減価償却費、資産減耗費等が主なものであります。第2項営業外費用6,652万8,000円は、企業債利息及び消費税等でございます。  令和4年度はこれらをもって事業運営してまいりますが、年度末における純損失を7,257万5,000円と見込んでおります。  6ページをお開きください。資本的収入及び支出の収入ですが、第1款資本的収入を2億5,968万1,000円とし、うち第1項企業債2億2,400万円及び第2項負担金3,568万1,000円は、消火栓設置に係る負担金と新規加入者負担金を見込んでおります。  次に、支出は、水道施設の更新を計画に沿って行おうとするもので、第1款資本的支出として8億7,156万5,000円を計上してあります。第1項建設改良費6億3,077万1,000円のうち第1目浄水設備費は、小向浄水場中央制御装置更新工事及び小向ダム取水ポンプ盤更新工事が主なものであります。第2目配水設備費は、石綿管布設替工事等として、口径75ミリから150ミリの配水管1,839メートルの布設替工事等をいたします。第2項企業債償還金は2億3,779万4,000円としております。  ここで1ページにお戻りいただき、下から4行目を御覧ください。資本的収入が資本的支出に不足する額6億1,188万4,000円については、記載のとおり補填をいたします。  そのほか、7ページ以降に予算に関する説明資料、そして肩ナンバー23では主要事務事業の概要等について記載してございますので、後ほど御覧ください。  補足説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 52: ◯青木正孝議長 以上で補足説明全てを終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎諮問第1号~諮問第4号の上程説明・質疑・討論・採決 53: ◯青木正孝議長 日程第25、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから日程第28、諮問第4号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまでを一括議題といたします。  市長に提案理由の説明を求めます。  市長。 54: ◯市長 それでは、御説明申し上げます。  諮問第1号から諮問第4号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてですが、人権擁護委員は、人権擁護委員法第6条の規定により、市長が議会の意見を聞いて候補者を推薦し、法務大臣が委嘱するものであります。任期は3年、現在17人の人権擁護委員がおりますが、令和4年6月30日で4人の委員が任期満了となりますので、議会の意見を伺い、推薦しようとするものであります。  諮問第1号につきましては岩波正弥氏、諮問第2号につきましては伊藤惠友氏、諮問第3号につきましては高木孝一氏、諮問第4号につきましては鈴木知英子氏の推薦であります。  諮問第1号の岩波正弥氏、諮問第2号の伊藤惠友氏は平成28年7月から人権擁護委員を務めていただいておりますが、再度委員候補者として推薦しようとするものであります。諮問第3号の高木孝一氏と諮問第4号の鈴木知英子氏につきましては、新たに人権擁護委員候補者として推薦しようとするものであります。  4人の皆様は人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方々ですので、よろしくお願いいたします。なお、略歴につきましては、別紙資料のとおりでございます。 55: ◯市長 ただいま説明のありました諮問4件につきまして、直ちに質疑・討論・採決を行います。  これより質疑を行います。質疑のある方は発言願います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 56: ◯青木正孝議長 質疑がないようですので、質疑は以上で終結いたします。  お諮りします。ただいま議題となっております諮問4件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより諮問4件について討論を行います。  討論はございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯青木正孝議長 討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。  これより採決を行います。諮問第1号から諮問第4号までを一括採決いたします。  本件は適任者として推薦することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 59: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本件は適任者として推薦することに決定いたしました。    ──────────────────────────────────────────     ◎散会の宣告 60: ◯青木正孝議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これにて散会いたします。                                         (午後1時28分)...